パソコンはアイ(愛)−お客様通信  

20.ドメイン(domain)

「ドメイン」は必要でしょうか?
業者の口車に乗って使いもしないドメインを取得させられ、
馬鹿高い料金を払っている会社もあります。
企業の場合はホームページを公開するのに「独自ドメイン」というか「自社ドメイン」を取って公開した方が、当社のホームページはここですよ。
というときに解りやすいのでお勧めする場合もあります。
 そもそもドメインとは日本語訳では「領域」インターネットでは「ホームページの住所、ホームページのある所」と思っていただければよいのですが、それでは、このホームページのあるところと、契約しているプロバイダとの関係はどうなるのかしら、ドメインを取ったら、プロバイダとの契約はどうなるのかしら、、、
うぅ〜ん、これは中々難問じゃわい。
ホームページのアドレスは
例えば http://www.tokyo.aikikaku.or.jp/ (このアドレスは架空です。)
これを分解して解説しますと、

http ・・・ アクセスの手段(手順)名
www ・・・ 情報表示の仕組み名
tokyo ・・・ サブドメイン (サブドメインはない場合が多いです。)
aikikaku ・・・ ドメイン
or ・・・ 組織属性(上記機関コード区分)
jp ・・・ 国名 (アメリカの場合は国名はありません。)

機関コードの区分は、
ac ・・・ 教育・学術研究機関
ad ・・・ JPNIC会員が運用するネットワーク管理団体
co ・・・ 企業 または営利法人
go ・・・ 日本国政府機関
or ・・・ その他の団体
gr ・・・ 任意の団体
ne ・・・ ネットワーク事業者

アメリカの場合は
com ・・・ 企業または営利法人
net ・・・ ネットワーク事業者
org ・・・ その他

あぁ〜、これじゃ、ますます解らなくなった。
それでは、これでは如何でしょう。
http:// これは、インターネットのホームページアドレスは 絶対についていると思ってください。
www  これは、なくても大丈夫なときもあるし、勝手に 適当に付ける事も出来るようだと思ってください。
ちなみに http://aikikaku.com/ でも大丈夫と思います。
aikikaku これは、世界でたった一つ当社のみのドメインです。
co これは(日本の)会社と思ってください。
jp   日本(Japan)の省略と思ってください。

さて、当社のホームページアドレスは
http://www.aikikaku.com/
上記に照らしてみますと、我アイ企画は日本の会社ではなく、アメリカの会社と言う事?
本来は日本のドメインhttp://www.aikikaku.co.jp/ とすればよかったのですが、インターネットには国境がありませんので、あえて、アメリカのドメインを取ったわけでして、
メリットといえば、アメリカのドメインの方がちょっと値段が安いし、取りやすい。
だから、aikikaku というドメインは世界で当社だけと言いましたが、
実は、「aikikaku.net」「aikikaku.co.jp」 、、、
と組織属性や国名が違えば、いわゆるaikikakuというドメインは他にもあるのです。
このドメインは「NIC」(ネットワークインフォメーションセンター)というところで管理しています。
日本のドメインは「JPNIC」(日本ネットワークインフォメーションセンター)が管理しています。
 さて、長々とドメインについて書きましたが、ドメインには「商標」や「店名、会社名」のような働きがあることがお解りになりましたでしょうか。
だいぶ前にテレビで、アメリカの子供が、このドメインを取得してお金儲けをしたという番組があったようですが、
もし、当社がaikikaku.co.jpというドメインがどうしても欲しいのだが、既に誰かに取得されていて、それでもお金を払ってでもこのドメインが使いたかったら、その取得者に相応なお金を払って譲ってもらう、、、
で、売った相手はお金儲けにならないことも無いのです。
ドメイン取得は早い者勝ちです。
例えば、三菱がつく会社は沢山ありますが、
三菱商事が
http://www.mitsubishi.co.jp/
と先に取得してしまったので、
三菱自動車は
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
としました。
ちなみに東京三菱銀行は
http://www.btm.co.jp/
です。
「さんわ」という会社も沢山ありますが、
パソコンなどの関連用品を販売しいてる
サンワサプライ株式会社が
http://www.sanwa.co.jp/
真っ先に「sanwa」を取得してしまったので、
三和銀行は
http://www.sanwabank.co.jp/
にしました。
あの有名なデパートの松坂屋に至っては聞くも涙、語るも涙。http://www.matsuzakaya.co.jp/ (今は稼動して無いと思います)はポルノサイトとして、使われてしまうということもありました。
 さて、本日の新聞によりますと、「ネット占拠」を排除するために「JPNIC」では「jp」がつく日本のドメインのみ、
登録商標と同一か類似しているドメイン名を「売買目的」などで第三者に登録されてしまった場合はドメインの取り消しや移転を申し立てることが出来るようになりました。
実際の紛争処理は日本弁護士連合会と弁理士会が運営する工業所有権仲裁センターが担当する予定だそうです。
料金は1ドメインあたり約18万円で申立て人が負担するようになります。
そういえば、何年か前にライバル会社のドメインを全部押さえてやるって、いきまいていた御仁もいらっしゃったが、日本のドメインについては、無駄骨になりそうです。
ドメインの取得などについては個別にご相談ください。
色々付加価値をつけて、売り込んでくる業者もあると思いますが1カ月千円くらいが元々の料金です。
さて、契約しているプロバイダはインターネットに接続するために必要です。
その、契約しているプロバイダーに間借りしてホームページを公開するhttp://home.interlink.or.jp/~ai-c/ (アイ企画の間借り先)よりもホームページを載せるためのサーバ(メインのコンピュータと思ってください)を借りてhttp://www.aikikaku.com/として、公開した方が解りやすいし、カッコがいいということになります。

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