2〜3日前の新聞に「コンピュータウィルス3か月続き2000件突破」
とありましたが今後はドンドン増える一方ではないでしようか。
ウイルスのみならずセキュリティについては
情報処理振興事業協会
http://www.ipa.go.jp/security/ を参照してください。
新聞などに発表されるウイルス感染件数などはここへの届け出のデータを参照してま
すので届け出をしない分を含めると発表の数の何倍にもなるものと思います。
さて、先日、あるMLで「ウイルスの体験」をしましたので簡単に予防と対策をまとめ
てみます。
普段から気を付けて頂いて最悪のときは適切な対応をしましょう。
また、当社のお客様にはMLを管理している人が何人もいらっしゃいますが、
MLの場合は管理者としてメンバーへの感染を最低限に防ぐ工夫も必要です。
<<予防>>
1.不正コピーをしない
不正なFDやCDから感染することがある。
2.添付を不用意に開らかない
知らない人からの添付は開らかないというのが定説ですが、
知っている人のも油断してはいけません。
3.不信なメールはすぐ削除
4.ウイルスチェックをおこたりなく
5.不用意にHTMLメールを使わない
昨年「バブルボーイが帰って来た」というウイルスが見つかりました。
日本での感染報告はなかったようですが、
これは「HTMLメール」をプレビューに表示するだけで感染しますので添付を開く
開かないには関わらず受け取ったら感染と思ってよいくらいです。
HTMLメールって何か、わかっていない人が多いですが、
メニューバーの「書式」をクリックすると
テキスト形式に何もしるしがついていなくて、
リッチテキスト(HTML)にしるしがついている場合は「HTML」メールです。
妙に字が小さいとか、カラフルな色がついているとか
大きい字にしたりなどとワープロのような使い方が出来る。
このような設定になっている人は(Outlook Expressの場合)
[ツール]→[オプション]→[送信]
↓
メール送信形式のところが
HTML形式にしるしがついていると思いますので
テキスト形式にしるしをつけて
↓
[OK]
にして、通常はテキスト形式にしておきます。
絶対にこのリッチテキスト(HTML)を使ってはいけないというのでは有りません。
例えば、誤字の修正などをメールで連絡する場合は
その文字に色をつけたりすると便利です。
また、お祝いのメッセージなどを送る場合は、綺麗で良いかもしれません。
そのときは、そのメールだけ、
メニューバーの「書式」をクリックして、
リッチテキスト(HTML)にすれば良いのです。
私の場合は、この際ですから、意味のないHTMLメールはお断りします。
<<感染した場合>>
1.パソコンを使わない
すぐに症状が出るとは限らない。使えば使うほどパソコンを破壊してしまう。
2.感染経路、ウイルスの種類、などわかる範囲で調べる
既にかかった人のデータを公開してもらえる可能性があると早く対処できる場合があ
る。パソコンやメールは使わないのが原則です。
3.ワクチンソフトがあればそれを実行する。
*パソコンはフォーマットするのが最善の方法かも知れません。
4.かかったことを素早く公表する
メールを使うとますます広めてしまうので電話などパソコン以外のメディアを使かっ
て素早く公表すると広がりを最小限に押さえられる。
ウイルスに感染したときは結構、皆、口をつぐんでしまいますが早めに情報を公開す
る。
案外、あっちの会社、こっちの会社と大手の会社も感染していますが余り公開しない
です。
しつこいようですが、ウイルス感染の疑いがあるときは必ず連絡は電話などの
メール以外のメディアを使ってね。
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