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52.低速、高速、超高速−続

前に「低速、高速、超高速」というタイトルで処理スピートについて書いたのです が、ちょっと解りにくかったようですので具体的な数字を入れて説明してみます。

電話回線はダイヤル、プッシュ、ISDNのいずれかを契約していると思います。
これらでインターネットに繋げた場合は、いずれも「低速」です。

「高速」はxDSLとかケーブルテレビとかです。

「超高速」というのは、光ファイバーでの通信です。

この速度を解りやすく説明しますと、 例えば、直径1センチの管で1リットルの水を流すより、 直径10センチの管で流す方が短い時間で流せます。
直径1センチの管がISDNを含む通常の電話回線。
直径10センチの管がADSLやケーブルテレビ。
光ファイバーは正確には知りませんが、千倍以上なのではないでしょうか。
光ファイバーになったら1リットル2リットルの水ではなくドラム缶でドカン と、、、

それでは具体的な数字をあげてみます。
通信をするにはデジタルのデータをアナログに変換しなければいけないのですが、 その変換する役目がモデムです。
そして、データを送る通信速度は bps という単位を使います。
はじめの頃のモデムは4800bpsと、とても遅い速度でした。
それが、9600、14400、28800、56000。
28800bps、これを 28.8Kbpsとかニッパッパとか言っていました。
この頃から、インターネットで画像が少しは速く表示するようになりました。
モデムでは56Kbpsが限界といわれています。
ISDNは64Kbpsです。
アナログ回線(ダイヤル、プッシュ)を使ってインターネットに接続する場合上記の ように通信速度は56Kbpsが限界と言われています。
xDSL(ADSL、SDSL、HDSL)という技術を使うと、最高で今の数100倍も高速に通信でき るようになるそうです。
ADSLはアナログ回線を使って10倍、640Kbps位のスピードが出ます。
ケーブルテレビも数100Kbpsでます。
光ファイバーのデータがありませんが、この100倍とか1000倍とかそれ以上の速度だ と思います。
速度が速いとどうなるかと言いますと、 Webを見るときに、このようにテキスト(文字のみのデータ)だと、すぐに表示す るのに写真など中々出てこなくてイライラしたことはありませんか。
これが、さっと出てきます。動画のようなものもすんなり出てきて動きもスムーズに なり、インターネットでライブのようなものがストレス無く見られるようになりま す。
一昨年、韓国では、高速インターネットを一挙に敷き、更に接続料金もアメリカより 安いと聞きました。
日本が高速インターネットになるのはまだまだ先のようです。
日本人が発明した光ファイバーを敷き詰め、一挙に超高速へと提案している人もいる ようです。
光ファイバー自体は既にかなり引き詰められているようですが、、、

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