パソコンはアイ(愛)−お客様通信  

58.愛は惜しみなくセキュリティ

何年か前の晩秋に自宅に空巣が入りました。
間抜けた泥棒さんで現金を数百円持って行っただけでした。
いま流行のピッキングのような高度なテクではなく、原始的にガラスを割って侵入しました。
お巡りさん曰く、みょうに自信満々に「すぐに捕まりますから、、、、」
冬になる前に「お宅に入った泥棒が捕まりました。」の紙切れをもらっただけなので詳しくは解りませんが察するに寒くなったので屋根の付いたお部屋に入りたかったようです。
一度こんなことがあると、その後少しは戸締りなどに気を使います。
もっとも何も取る物もない我が家に押し入る泥棒は、ドジ以外の何者でもないでしょう。

さて、会社のセキュリティについては色々対策をされていると思いますが、コンピュータの場合はホンのちょっと知識があれば、他人様のパソコンに侵入することは、いとも簡単に出来るようです。
逆に、ちょっとした不注意で、とんでもないものに入り込まれてしまいます。
大きな声では言えませんが、先日「****ML」にウイルスなるものが侵入いたしまして、一部の人のパソコンを壊してしまいました。
うぅ〜ん。何たること、、、、
ホントにちょっとした不注意で被害はジワジワ広がってしまいます。
ウイルスも一つを潰すと次の新種がドンドン増殖しているようです。
もっとも怪我の功名といいましょうか、雨降って地固まるというのでしょうか、これを機にMLへの情報提供が活発になりました。

昨年「アイ・ラブ・ユー」ウイルスが猛威を振るいましたが、今度は「ネイキッド・ワイフ(裸の妻)」という新しいウイルスが発見されたそうです。
コンピュータウイルスは年々歳々、感染件数は増える一方です。
インターネットを媒体にして感染スピードも速くなりました。
ネットワーク時代、ウイルスのみならず不正アクセス対策や暗号解読などのセキュリティにも怠り無く。
ウカッとしてWebサイトのコンテンツを書き換えられて、テンヤワンヤしないようにしたいものです。
もっとも、ネットワークに気を取られている内に、肝心の社内体制をお忘れなく。
パソコン担当者が辞める時にデータの一部を破壊されたとか、改ざんされてしまったという話はよく聞きますが、そんな人為的に事より、パソコンが壊れるときは唐突に壊れることがあります。

毎日のバックアップもお忘れなく。

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